2年人権HR「東日本大震災災害派遣活動体験談」
2019年6月26日(水)
本日、2年生は講堂にて人権ホームルームを行いました。
10月の修学旅行で東北地方へ行くことを踏まえ、自衛隊の方をお招きし、「いのちを守る」をテーマに東日本大震災災害派遣活動体験談をお話しいただきました。
自衛隊の災害派遣活動は人命救助・捜索活動だけでなく、給水・入浴・洗濯などの生活支援、音楽演奏や学校の清掃支援、ハエの駆除まで多岐にわたっていることや、家族の安否確認もできないままに何日も被災地で活動をしていた隊員の話などに生徒たちは真剣な面持ちで聞き入っていました。
厳しい自然条件の日本に暮らす我々は災害から逃れることは出来ませんが、「自助」「共助」の自主防災によって災害に備えることにより、減災することができるというお話が最後にありました。生徒たちは改めて、日々の備えと人とのつながりの大切さを実感したようでした。事前学習で修学旅行をより実りのあるものとし、自分や大切な人たちのいのちや生活を守る行動を考えるよい機会となりました。